昭和大学江東豊洲病院は
「女性と子どもにやさしい病院」としてオープンしました。
こどもセンターは、小児内科 ・ 新生児科 ・ 小児外科 の3部門からなり、14名の医師から成り立っています。3部門といってもそれぞれの垣根はなく、小児を包括して診療できる体制づくりを目指しています。江東区ならびに近隣にお住まいの方が安心して子育てできるように取り組んでまいります。
こどもセンターでは、新生児から中学校を卒業するまでのお子さんの内科的な診療を行っております.
病院の理念に沿って子どもに優しい病院を目指し①1人ひとりのお子さんに沿ったまごころの医療を提供し、②安心してお子さんを預けてもらえ、③地域の開業の先生方と連携し、気軽に相談していただける病院を目指しております。また、大学病院の責務として ④今後の小児医療を担う人材の教育を行っております。
水野 克己(Katsumi Mizuno)
昭和大学江東豊洲病院 小児内科 教授
小児科専門医、周産期(新生児)専門医、ICD、IBCLC、NCPRインストラクター、PALSプロバイダー、江東豊洲 子育て&母乳育児を支援する会(KOTOCLO)代表
【ご挨拶】
昭和大学江東豊洲病院は、「女性と子どもにやさしい病院」という看板を掲げてオープンしました。子どもに関して本当にやさしい病院といえるか、いろんなご評価をいただいた1年間でした。
急性期型病院・大規模病院であるために、選定療養費の負担がある、すぐにかかりつけの先生にもどされる、といったことで近隣のご両親には期待していた病院とは違う・・と思われた方もいらっしゃることと思います。病院の周囲は高層マンションが増え、豊洲西小学校ができ、保育所も増えている、つまり、子育て世代の家族が増え、お子さんも増えてきているのです。その一方、お子さんの成長発達から予防接種、風邪や下痢といったかかりつけとなって頂く小児科医は増えていません。このような状況で子育てしていらっしゃるご両親が、育児に不安を感じられるのはごく当たり前のことだと思います。私たち小児医療にかかわる医療者にとって、お母さま・お父様が安心してわが子と向き合えることを支援することも大きな役目の一つです。そこで、「江東豊洲 子育て&母乳育児を支える会(KOTOCLO)」も立ち上げて、行政担当の方とも意見交換をしながら女性が職場で輝きながら、子育ても楽しんでいただけるよう地盤を作っていけるよう取り組みを始めました。
わたしたちも豊洲地区で小児医療を担当させて頂くようになって2年目を迎えました。初めの1年間でこの地域における小児医療のニーズがわかり、どのように地域の先生方と一緒にご両親の子育て支援を行っていくかを考えてまいりました。その結果のひとつとして、このホームページを立ち上げて、わたしたちの顔がみやすくなるようにと考えました。
これまで土日・祭日がないために勤務形態が一定できませんでしたが、2015年度からは極力名前が見える状況を作るよういたします。学会・講演会などの関係で初診・再診の担当医が変わる可能性がありますが、できるだけ早くホームページ上に掲載いたしますので、これからもどうぞ昭和大学江東豊洲病院こどもセンターを皆様のお力で育てていただきたくよろしくお願いいたします。